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テキストがなければできないの?

IT講師に研修を打診する時に「テキストがあれば大丈夫」という返事が返ってくることがあります。
この場合のテキストとは、日経BP社かFOM出版を指していることがほとんどです。
両者ともマウスのクリックごとに画面ショットを掲載してあり、本を見ればアプリケーションを使ったことがない人でもテキストどおりの操作ができてしまうという特徴があります。
この方式のメリットは後日操作が分からなくなった時でもテキストに沿って操作をするだけで教室と同じことができるということです。
一見よさそうに思える教材ですが、結果的には操作を体験しただけというのが多くの教室の現実です。
また、研修を担当する講師も、アプリケーションをどう活用するかという発想はなくとも、書いてあるとおりに授業を進めれば、テキストに書いてある結果にたどり着くという、まったくもって安直な便利なテキストなわけです。
冒頭の「テキストがあれば大丈夫」というのはこういうことなわけです。

テキストの最終ページがゴールではない

このような、テキストの最終ページが研修のゴールと思っている講師に教わっても、操作は分かるようになるかもしれませんが、当該アプリケーションで何ができるかということには到達しません。
なぜなら、このスタイルのテキストでExcel研修を受講したユーザーが、どのようにすれば利益を拡大できるかということに想像がおよばないからです。

vl研修は当該アプリを使って何を目指したいかを十分にすり合わせた後にカリキュラムを作成します。

インストラクショナルデザイン(ID)とは

優れたインストラクターとは
月並みなインストラクターはひたすら話す
良いインストラクターは解説する
上手なインストラクターはやってみせる
優れたインストラクターはやる気にさせる

IDプロセスモデル

ADDIEモデル

メーガーの3つの質問

  1. 私はどこに行くのですか?
  2. どのようにして行くのですか?
  3. 到着したことをどうやって知ればいいですか?

Robert F.Mager:米国の教育工学研究者
この3つは目標記述の指針でもあり、研究計画のシステム的アプローチの指標(目標設計、方法設計、評価設計)の概念でもある。

目標の記述

行動動詞を使って記述(「分かる」ではなく「できる」など)
「分かる」は受講者の主観であり他者が計ることが難しい。他方、「できる」なら評価段階で実際にやってもらえばすぐに評価できる。