ビジュアルラーニングはいわゆる操作研修(単純な操作を教えたらゴールの研修)は行いません。
その理由を以下で述べます。
■教わりたいのはパソコンの操作ではなく目的達成の方法
登山をしたいと思っている入門受講者に、屋内練習場でひたすら練習をさせるようなものだからです。
登山をしたいと思っている受講者の目的は、当然山に登ることです。
したがって登山ができる体力をつけることは第一義ではなく、怪我をしないようにとか、山頂まで登れる体力をつけるためだとか、それらのことが必要だからさまざまな練習をすることになります。
この比喩に疑問を持つ人はまずいないと思いますが、Excelの研修では数行のさまざまな表を延々と作る練習を行ったりします。「作り方はこれで分かったでしょう」と。
学習現場でこれに疑問を持つ人はあまりいません。
この意識は講師でも似たようなものです。(というか、そもそもは講師がそのように思っている)
■会社方針とパソコン研修の方向は一致すべき
会社が究極の目的として利益を追求しているのなら、Excelを学ぶ教室でも、究極の目的としてExcelを使ってより多くの利益を出せるにはどうするべきかということを肝に銘じながら学習を進めるべきです。
究極の目的や当該研修の目標が定まれば、そこに向かって必要なことだけを行えばよいのです。直接関係がない(装飾的な)ことは別の機会に譲るべきです。
そう考えると、研修のカリキュラムにとって目的や目標の定義づけはとても大切なことになります。
ビジュアルラーニングは依頼主からヒアリングし、研修の目的と目標を合意してから実施します。
Windowsを自由に使いこなす
たかがウィンドウズというなかれ。
ひとつひとつの操作は難しくはなくとも、全体の操作体系を理解していないと仕事がはかどれないのも事実。
誤った学習方法
初心者が操作体系から入るのはある程度納得できる。
アプリケーションの起動と終了、メニューやツールボタンの使い方、簡単な表の作成などなど。。。
しかし、それが終わったら本来の使い方を指導しなければダメだ。
延々と画面を飾ったり、罫線の線種を意味もなく変更したり、文字の大きさ、フォントの種類、用紙のレイアウト、、、
学習する項目はたくさんある。
これらの学習がユーザーのモチベーションを下げるかというと、必ずしもそうでもない。
講師は操作方法を教え、ユーザーは使えるようになったと十分に満足する。
でも、これがExcelの本来の使い方だろうか?
研修コース例
※研修カリキュラムはすべてユーザー様の要望を取り入れたオーダーメイドです。
※受講者の前提知識や目標設定により研修時間は変ります。
詳細は問い合わせフォームよりお尋ねください。
シミュレーション型スプレッドシート
ビジネスソフトとしてのExcel
大規模演算を助け、思考を増幅し、論理の裏付けをサポート
■誤った指導方法が市場に蔓延
初心者向けの研修が操作体系から入るのはある程度理解できます。
アプリケーションの起動と終了、メニューやツールボタンの使い方、簡単な表の作成方法など。
しかし、それが終わったら本来の使い方を指導しなければいけません。
延々と画面を飾ったり、罫線の線種を意味もなく変更したり、文字の大きさやフォントの種類を変更してみたり、用紙のレイアウトを変えてみたり、、、
ユーザーが学習する項目はたくさんあります。
これらの操作研修がユーザーのモチベーションを下げるかというと、必ずしもそうではありません。
講師は操作方法を教え、ユーザーはそれぞれの機能を使えるようになったと十分に満足するでしょう。
でも、これがExcelの本来の使い方でしょうか?
■ビジネスツールとしてのExcel
仕事をデータの特性や傾向を読み取らなければならないシーンにしばしば遭遇します。
特性や傾向を読み取ろうとし、目視で読み取りにくい時はツールを使って読み取ろうとするでしょう。
対象のデータが数千行におよぶ時は50行以内に集約し、それを元にグラフを描画するかもしれません。
描画するグラフの種類によっては、20行以内に集計した方がいいことあります。
このようにして視覚化したグラフからデータの特性や傾向を読み取ります。グラフの種類としては、まずは折れ線グラフを書いてみるとよいでしょう。
単純に傾向が読み取れる時はこれでいいのですが、データが乱高下して単純に傾向を読み取りにくい時は移動平均、移動合計などを使ってデータをならしてみましょう。このようなデータにはZグラフが使いやすいと思われます。
■データ予測分析研修の例
データ予測をするには「相関」という考え方が必要ですので、まずそれを確認しておきましょう。
相関は「AとBの相関の強度は85%でとても強い」とか「40%であまり強くない」というような使い方をします。
完全な相関の場合に100%(1)となり、まったく相関がない時は0%(0)となります。
たとえば、駅ビルにあるファミリーレストランの来店人数と駅の乗降客数の相関を調べ、80%の相関があるとすれば、とても強い相関がありますので、来年度の売上金額の計画を立てる時に来年度の駅の乗降客数の予測が分かれば、来店人数の予測ができるということになります。
(※来店人数が分かれば平均客単価を掛ければ売上金額が求められます。)
(※通常は駅の乗降客数は公開されていないと思いますが、駅そのものは設備の関係で必ず乗降客数の予測を立てますので、有料のデータベースサービスなどから取得できると思われます)
Excelで実際にこの処理をする場合は、「回帰分析ツール」を使います。
回帰分析ツールはExcelのオプションで<分析ツール>をONにし、<データ>-<データ分析>-<回帰分析>で呼び出せます。
■相関についての補足
相関について少し補足しますと、駅の乗降客数はファミレスの来店客数に影響を受けませんが、逆にファミレスの来店客数は駅の乗降客数に影響を受けます。
この時、駅の乗降客数を「独立変数」、ファミレスの来店客数を「従属変数」といいます。
■独立変数と従属変数の例
気温と鍋物の相関
気温が下がると鍋物の食材がよく売れるという相関がある時に、気温が「独立変数」で鍋物の食材の売れ行きが「従属変数」となります。
気温とアイスクリーム(冷菓)の相関
気温が上がるとアイスクリームがよく売れるという関係がある時に、気温が「独立変数」でアイスクリームの売れ行きが「従属変数」となります。
気温の予測は通常の天気予報で知ることができます。
来週、急に冷え込むとしたらおでんや鍋物の食材を多めに陳列したり、鍋物コーナーなどを特設するもの販売機会の拡大に貢献するかもしれませんね。
研修コース例
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世界での事実上の標準ワープロです。
ワープロの利用範囲はきわめて広く、ビジネスユースはもちろんのこと、家庭内での利用や町内会の回覧文書など、さまざまな文書を作成できます。
自由度が非常に高いので活用シーンを想定して機能の習得するようにしましょう。
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。(青空文庫より)
研修コース例
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プレゼンならパワポというぐらい有名なソフトです。
さまざまなプレゼンテーションシーンに対応できるようになっていますが、原案やストーリーの骨子を考えるのはユーザであるあなたです。
スライドの見栄えだけでなく、相手が理解しやすく、過不足のないプレゼン資料を作れるようになりましょう。
提案書作成時の骨格の組み立て例
導入部
1.顧客の現状をヒアリング
2.顧客の考えるあるべき姿をヒアリング
3.上記の差分が問題点であり、講師が関与できる部分
提案部
4.提案の主旨
5.商品説明
6.有意性
まとめ部
7.優位性
8.費用対効果
9.次期提案
研修コース例
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パソコン上で利用するスタンドアローン型(ネットワーク型ではない)のリレーショナルデーターベースです。
データ件数や数値の桁数などは国家予算でも扱えるキャパシティーを持っています。
Access自体の操作は比較的簡単なので、データ設計がうまくできるようになると驚くほどのパフォーマンスを発揮してくれます。
逆にデータ設計がうまくいかないと本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、データベースがちゃんと動かないなどのトラブルが発生してしまいます。
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研修内容の例
- 入門編
- メールソフトのセットアップ
- 送受信
- 宛先、CC、BCCの使い方
- アドレス帳の作成
- フッター署名
- ファイル添付
- 活用編
- 返事をもらいやすい件名とは
- 相手に誤解されにくい本文作成
- CCやBCCの高度な使い方
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研修内容の例
- 独自ドメイン名の取得支援
- レンタルサーバー運用支援
- 独自ドメイン名のサーバー移管支援
手に馴染む道具でありたい。
小さくはじめて育てていくこと。
手を動かすたびに発見がある。
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。(青空文庫より)
研修内容の例
- データの受け渡し(デジカメのSDカードをPCに保存など)
- データ圧縮(ZIP形式やLHA形式など)
- 画像のトリミング
- 画像の修整
- プリンタの操作
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